船橋、西船橋にある動物病院です   診療内容 犬、猫、フェレット、ウサギ、ハムスター。その他の動物についてはご相談ください

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医療用酸素の工事

医療用酸素の設備工事を実施いたしました。

医療用酸素は、手術をはじめとして入院や様々な処置などに欠かせません。動物病院が機能する上でまさに生命線、ライフラインともいえるものです。医療用酸素は下の写真のように酸素ボンベに容れられたかたちで酸素取扱業者さんから納品されてきます。
当院で納品されるボンベには1本7000リットルの100%純酸素が詰まっています。

酸素ボンベには幾重にも弁やバルブがついており、これにより施設内への酸素の供給量をコントロールいたします。ボンベから出た酸素は、その強い圧力に耐えられる銅製の特殊なパイプを通って酸素供給が必要な手術室入院室診察室などに分配されます。

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当院では、開院より患者様の増加に合わせて通常の使用量よりも余裕のある酸素の供給を行うべく、その都度設備を更新してまいりました。2011年の東日本大震災の時には酸素供給網が一時的にストップしてしまったのはまだまだ記憶に新しいことです。

この度、さらなる使用量の増加がみこまれることと、それに対応する予備力の確保が必要になったため、病院内の配管工事と合わせて酸素の供給能力を大幅に増やす工事を行いました。

これにより医療用酸素の備蓄を56000リットルと従来より倍増させて、災害や何らかの原因で供給が絶たれても2週間以上の稼働に耐えられる、余裕のある設備となりました。

酸素ガス工事.jpg

ベンチのリニューアル

やや傷みがみられていたエントランスの2台のベンチの補修と塗装をいたしました。
きれいになっただけではなく座り心地も随分と変わりました。(個人的な感想です。

ご近所の有限会社山口塗装店様に施工していただきました。
船橋市海神4-13-11 047-431-5804

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駐車スペースの拡張

日頃から当院にお車でいらっしゃっている方には、特に土日・祝日にはご利用可能台数をはじめさまざまなご不便をおかけしております。この度、利便性向上のために6月1日より駐車場の位置変更とスペースの増加を行い、病院前面の駐車場と合わせて12台分のご利用が可能になりました。

契約駐車場の配置は以下の通りです。No.8とNo.14駐車場が新たにご利用可能になりました。(下図のオレンジ色のエリア)

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また、この変更に伴って病院建物西側の奥にあります舗装駐車スペースは自転車置き場として開放いたしました。御影石の「ワンちゃんの自転車止め」が駐輪場の目印ですので自転車でいらした方も余裕をもって駐輪できるようになりました。おおよそ自転車9台分ほどのスペースです。

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駐輪場の自転車止めは下の写真のようにご使用ください。

他の場所への駐輪は駐車場の緩やかな傾斜のため、強風時の転倒や駐車中の車との接触などのトラブルとなる可能性がありますので、自転車でご来院の方は駐輪場をぜひご利用ください。

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血管シーリングとは?

当院では血管シーリング機能を持つ高周波手術装置を導入しています。
(SHAPPER ai:MERA、泉工医科工業)

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高周波手術装置(以下、電気メス)とは電気の力によって止血凝固を行う手術機器です。手術室ではごくありふれた装置ではありますが、安全で早く、確実な手術を行うためには医療現場になくてはならないものです。

従来の電気メスは単に出血個所からの”血を止める”という単機能のものが主流でしたが、最近の上位機種では様々な止血凝固のための付加機能が組み込まれており、手術用ワークステーションとして発展してきております。

当院に導入済みの電気メス装置は、より安全確実手術を行う上で電気メスとしての切る、止血するという基本機能の充実だけではなく、さらに血管シーリング機能血管を電気的に圧着して糸を使わずに血管処理をする機能)を持っております。

従来の電気メスでは到底不可能な直径7mmまでの太い血管縫合糸を使わずに素早く安全に止血、切断処理することができます。この直径は犬猫のほとんどの血管サイズをカバーすることができるものです。
こういったシーリング機能を用いることで、短時間で確実な手技が求められる不妊・去勢手術をはじめとして、頻繁な血管の処理を要求される難易度の高いあらゆる手術の時間短縮が可能です。

血管シーリングデバイスによる手術時間の短縮という意味では、たくさんの血管処理が必要な手術であればあるほどその効果は大きく、そうした手術のひとつと考えらえれる脾臓摘出手術時間をシーリングを効果的に用いることでおおよそ半減することができます。

こういった手術時間の短縮は安全な手術のためにはなくてはならないことです。さらに一つ一つの血管処理の正確性を上げることで、手術をより確実なものとして、さらに合併症の低減をするなど総合的に質の高いオペレーションが可能となります。

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血管シーリングを用いた外科手術は確実な血管止血処理が行えるという利点以外に、もう一つの”糸を体内に残さない”という非常に大きなメリットを持っております。近年問題になっているダックスフントなどの特定犬種において、体内に残した縫合糸が原因となる「縫合糸反応性肉芽腫(にくげしゅ)」などの、手術後に起こる非常に治療の難しい特殊な炎症性の病気の発症を予防する効果が期待できます。

当院で実施する犬猫の不妊、去勢手術は全例でこの血管シーリングシステムを用いております。詳細に関しては獣医師までお尋ねください。

分子標的薬「パラディア」

分子標的薬という医療用語を聞く機会が増えてきているのではないかと思います。人の医療分野では、次世代の治療薬として世界的な製薬企業がこぞって開発を進めている分野でもあります。それにつれてメディアなどでの扱いが増えており、実際、分子標的薬を使用している患者さんの増加もあり、特にがん治療での有用な薬として一般的になりつつあります。

この分子標的薬動物用として、「犬の肥満細胞腫治療薬」として認可されて利用できるようになってまいりました。ところで、分子標的薬ということをよく耳にするようにはなったものの、それがいったいどんな薬なの?ということに関して世間での認知度はまだまだであると思います。

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以下はちょっとややこしい話になりますが。。。
腫瘍細胞の一部にはその増殖をコントロールする、KIT(キット)と呼ばれるたんぱく質の鍵穴を持っているものがあります。動物医療では肥満細胞腫GIST(消化管間質細胞腫)という腫瘍が該当いたします。

数ある腫瘍の中で肥満細胞腫は犬の「皮膚がん」として、発生頻度の高い悪性腫瘍です。手術による治療が大前提ですが、手術後の再発が多くみられ、それにより多くの犬が命を落としてきました。分子標的薬は手術後の腫瘍の再発を抑え、わんちゃんのQOL(生活の質)を維持し続けるためにの有力な選択肢となるだろうと考えられます。

正常な鍵穴としてのKIT蛋白は細胞外からの「増殖指令」を受けて、それを細胞内に伝達するいわば「スイッチ」の働きをもっています。「増殖指令」がないのに増殖を促す刺激を続けてしまう遺伝子異常(変異)によって、肥満細胞GISTの原因となる腫瘍性の増殖の引き金が引かれると考えられています。
下図がその模式図です。(ノバルティスファーマ株式会社、「グリベックなび」より転用)

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こういった細胞表面などに存在する「スイッチ」を何とか調節できないか?という研究から生まれた一連のグループの薬を分子標的薬といいます。現在、多種多様な分子標的薬が人の医療分野で積極的に使われるようになっており、既存の治療のあり方を変えるほどの影響を医療現場に与えつつあるのは冒頭で述べた通りです。

トセラニブやそれ以前に肥満細胞腫の治療に用いられてきた、イマチニブ(グリベック)マシチニブ(キナベット)(日本未発売)を総称して、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)と呼びますが、いずれもKIT蛋白の異常による腫瘍「増殖スイッチ」を「OFF」にして肥満細胞腫を治療することができます。

下の写真は犬の肥満細胞腫に対する画期的治療薬として認可を受けた、分子標的薬「パラディア錠」(トセラニブ)です。このパラディア錠は旧来の抗がん剤と比べて副作用も少なく、飲み薬による簡便な投薬が可能です。いわば「飲む抗がん剤」として在宅での治療を可能としたユニークな治療薬といえるでしょう。

最近では、承認されている、犬肥満細胞腫への使用のみならず、その他固形がん悪性黒色腫(メラノーマ)などの他の腫瘍への使用報告例があがり始めており、腫瘍治療補助療法として有望な選択肢となりつつあります。

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体温管理装置の役割

手術を行う場合には、当然なんらかの麻酔をかける必要があります。では、その麻酔をより安全に行うために重要なこととは?

今回は全身麻酔の際の体温管理の重要性のお話です。
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”痛み””などの有害な刺激を消失させて滞りなく手術を行うためには主に全身麻酔を使用します。麻酔中枢神経を麻痺させて、「痛み」や「意識」を消失させるものですが、これは同時に体が生きていく上で必要な、あらゆる調節のメカニズムをも奪い去ってしまうものです。

体温の調節はその影響を受ける仕組みのひとつです。麻酔は動物の種類や年齢、性別、健康状態によらず、偶発的低体温をもたらします。麻酔開始後から体温は急速に低下しますが、もし体温低下を放置した場合、死亡率合併症のリスク上昇や治癒の遅れ、手術後の感染率の上昇をはじめ、手術後に生じるであろうあらゆるリスクを増大させてしまいます。

手術中の患者さんを加温すると、低体温によって生じる問題を低減するということが明らかになっています。手術中に用いる体温管理装置には温水循環方式や、温風方式によるものなどがありますが、それぞれ長所があり、手術内容や手術時間、動物種によってより安全で簡単、費用対効果に優れた製品を選ぶことができます。
温水循環方式は”床暖房”、温風式は”布団乾燥機”をイメージすればその仕組みが分かりやすいでしょう。

当院では手術の目的や患者さんの状況に合わせて2種類の体温管理装置を使用しています。
左の製品が昨年度、導入した温風方式の機器で、長時間の比較的大きな手術に適した機器です。右写真が温水循環方式のもので、不妊去勢手術など比較的短時間の手術で、体のあまり大きくない動物に対して使用しています。

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受付時間

受付時間

年中無休
平日は朝8時から診療します
※年末年始・お盆は診療時間が短縮になります。
※水曜日、13時以降は手術・処置のため休診です。

047-402-3700(予約制)

※ご来院前にご予約をお願いしております。
※緊急の場合でもご来院前にご連絡ださい。

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駐車場

あいむ動物病院 西船橋スタッフ