船橋、西船橋にある動物病院です   診療内容 犬、猫、フェレット、ウサギ、ハムスター。その他の動物についてはご相談ください

あいむ動物病院 西橋 あいむ動物病院 西橋 あいむ動物病院 西橋

AIM BlogあいむBlog

金魚はじめました

以前のブログで、当院待合室のウーパールーパー達をご紹介してから早いものでもう1年。彼ら3匹はすっかり成長して、結果的にはすべて♂だということが発覚したのですが、現在、待合室のアイドルとして頑張ってくれています。
”気持ち悪いけれど可愛い”と、しげしげと水槽をのぞき込む方の姿も見慣れた光景となり、ご来院される皆様にはお馴染みな、ナニかと気になる存在になったと思われます。
>ウーパールーパーについてはこちら

そして、2019年夏、さらに仲間が増えました。

蒸し暑い夏には、”ゆらゆら”と泳ぐ金魚を愛でながら、一服の清涼感を感じるというのが日本人の心の原風景ではないでしょうか。

今回、そんなことを考えながら、暑い夏の期間限定で金魚鉢を設置してみることに。。。

kingyo.JPG

金魚鉢の中の主人公はコミカルな動きと表情で愛嬌のあるランチュウさんです。きっと、涼しさと合わせて皆様の心を和ましてくれることでしょう。

実はこのランチュウ、一年前から病院奥の事務室で1センチに満たない稚魚から育てている、たくさんの中の2匹なんです。
水替えに合わせて1週間ごとに2匹づつ待合室に交代で出勤の予定です。
最初はお気づきにはならないかもしれませんが、よく見るとちょっぴり遠慮がちであるとか、僕を見てー!などと愛嬌があったりと、しっかりと個性を持っています。。。

待合室でのご滞在の際には、ぜひご覧になっていただければ幸いです。

金魚のまあるい目、4つがお迎えいたします。

自動つり銭機の導入

7月より、当院受付での清算業務の改善のために自動釣銭機を導入しておおよそ一ヶ月が経ちました。グローリー株式会社製「自動つり銭機 300シリーズ」という装置です。

automatic-change_20181130_03.jpg

グローリーは世間での知名度はほぼゼロに近いのですが、“お金”を数えさせたら右に出る者はいないという、金融機関向け貨幣入出金機の世界シェアで6割を取るリーディングカンパニーです。

設置時のデモンストレーションでは緻密な仕分けの仕組みに見入ってしまいましたが、その機能美とメカニカル感は忘れかけていた男子の心をわしづかみにする存在感を放っているといっても過言ではありません。
とにかくすごい勢いと正確さで”おつりを出す”という、ただそれだけの機能を発揮するためにそこに存在している、と静かに主張するような佇まいです。

この機種はつり銭機ではエントリークラスのコンパクト機なはずですが、当院の狭い受付では結構な存在感があります。さらに、つり銭を”満タン”にすると、総重量がなんと80キロ以上になりますので、それに耐える専用の台を作成して設置しました。

----------------------------------------------
数年前くらい前からでしょうか、徐々にですが買い物の際の清算がいろいろと自動化されてきていることを感じている方は多いと思います。
スーパーマーケットなどの大規模小売店ではこうした傾向が強く、最近では購入者にPOSレジ操作まで委ねるようなセルフレジなるものも普及してきました。

今やこうした流れは留まることを知らず、大規模小売店のみならず、例えばパン屋さん、美容室などの小規模ビジネスの対面販売やサービス業にも影響を及ぼしているように思います。
請求額を確認して自分で機械にお金を入れて、ジャラッと出てくるおつりを受け取るという儀式に戸惑う方、まだまだ多いかもしれませんね。
shopping_reji_gyouretsu.png
ところで、会計業務の自動化とは具体的にはいったい何のためで、どのような役に立つのでしょうか?
顧客視点では自動化によって、人手による支払いとお釣りの払い出しとにまつわる確認作業の手順が大幅に減って、特に現金決済はかなり迅速化しているように思います。

完全なセルフレジともなると、店舗側の都合によって本来は人がやるべき業務を顧客に押し付けられているとか、結局は会計に必要な時間はあまり変わらないなどのマイナスイメージを持つ方がまだ多いのではないかと思います。
事業者にとっては本来ならば自らがやるべき業務を消費者に肩代わりさせざるを得ないほどの課題が山積みですから、今のところは顧客側の手間が増えようが、背に腹は代えられないということかもしれません。

こうした現象の原因になっているのは、業界存亡レベルの人手不足であって、さらにれに追い打ちをかける労働基準法の求める「働き方改革」の影響もあるでしょう。
また、こうした自動化の流れはその先にあるキャッシュレス決済へ誘導するための過渡期の現象なのかもしれませんが、こちらは国策のようでもあります。

----------------------------------------------
自動つり銭機.JPG

話がだいぶそれてしまいましたので、当院での現金決済の自動化の話へ戻します。。。

まず、当院での変更点は、患者様から現金をお受け取りした後の金額確認から、おつりの払い出しまでが自動化されことに留まるものですので、これは全て受付内で当院従業員が行います。

セルフレジをご自身で操作して頂いたり、金銭を機械に投入しなければならないようなお手数は一切かかりません。今まで通り、やり取りはすべて当院スタッフの”手”を介して行いますのでご安心ください。
患者様に”見える化”されるメリットは、つり銭額の確認作業とつり銭の払い出しミスを起こさずに、会計が迅速化できることです。

当院でのこうした機器の導入の最大の理由は人手不足に端を発するものですが、これはどこの動物病院も同じようで現在の人手不足と短期離職の問題はいずれも共通の悩みとなっています。

当院では動物看護職は本来の職務に加えて会計担当を兼務しておりますが、会計業務そのものに時間を取られるだけではなく、会計ミスの復旧作業、終業後のレジ合わせなどの付随する業務量も多く、本来の業務を圧迫してしまっているのが現状の問題点です。
特に終業後にレジをキッチリ合わせるための集計、チェックのための業務が非効率や長時間労働に深く関わってきました。

解決すべき課題は会計業務をできるだけ自動化、省力化してミスが起きない環境にするということ、つまり、ご清算額に対して”頂いた現金”と”おつり”にまつわる間違いの発生と、それを防ぐチェックが必要な環境そのものをなくしまおうというものです。
cashier_register.png
今後より厳しくなる労働基準法への対応のためでもありますが、当院で重視するのはその空いた時間を可能な限り、患者様とのコミュニケーションや獣医療そのものへの従事に充てることであると考えております。

目指すところは患者様と従業員、当院にとって”WIN-WIN”の変更であるとは考えておりますが、新しいシステムへの習熟のために、少々ご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。
将来の利便性のためによろしくご理解のほどお願いいたしますととともに、今しばらくのお時間を頂戴できればと思います。

ご不明点や不都合な点などがあれば、当院受付までご遠慮なくおっしゃっていただければと思います。

----------------------------------------------
文責:あいむ動物病院西船橋 病院長 井田 龍

待合室リニューアル

現在、待合室のリニューアル工事を行っています。

待合リニューアル2.jpg

----------------------------------------------
あいむ動物病院西船橋は開院から、あと一ヶ月少々の令和元年8月で11年半になります。

当院は一か月あたり、延べ10000頭を超える動物達と数多くの飼い主様のご利用があります。私たちはこの待合室を通して、この十年あまりの期間、待合室に集う動物達のたくさんの悲喜こもごものドラマを見守ってまいりました。

よく"10年ひと昔"、という言葉で人生を感慨深く語る場面がありますが、この”たとえ”は、店舗などの内装の変化にもよくあてはまるかもしれません。だいたい10年目あたりを境に壁紙やボードなどの傷みが徐々に、あちこちで目につくようになってきました。

なにやら年とともに増えてくる皴とかシミのようなものかもしれませんが、内装の傷みは壁紙のスレや変色、壁紙やボードが浮いてきて剥がれたり、木枠のペンキが色褪せたりと同時多発的にゆっくりではありますが確実に進行します。まるでそこに寄り添う人間の写し鏡のようでもあります。

余談ですが、税務署が目を光らせる”減価償却”は、その”耐用年数”によるのですが、例えば新車は6年、パソコンは4年というように設備ごとに細かい規定があり、”内装”はちょっと長く、だいたい10~年と決まっています。

事業者はお金を使い経費をつくって税金を減らそうと苦労するものですが、国はそうはさせまいと耐用年数を設定して、特に高額なモノには長期にわたって経費にさせます。今回、こうしたやり口の合理的で巧妙なことに、改めて感心しました。(皮肉)
造ってから10年、こんなにも傷んだ内装がまだ全部経費になっていなかったということも含めて。。。(笑)

待合リニューアル.jpg

少々脱線してしまいました。。。

今回の内装工事は待合室の壁面の工事です。傷んだボードや壁紙を補修、交換してリニューアルする作業です。

動物病院の内装の特徴は一般の店舗とやや異なり、より一層の防汚性や耐久性への配慮が必要です。こうした対策の一例ですが、動物病院の内装をよく見てみると床面が壁に対して立ち上げる方法がとられているのことに気づくはずです。これは尿などの液体を内装に侵入させないための対策です。

つまり、日々の清掃のやり易さに加えて、長い期間にわたってオシッコやウンチなどの腐食性を持つ水分に耐え抜き、鋭い爪でガリガリと引っ掻かれ続けるような破壊行為に対する強さを兼ね備えてなければいけません。。。

今回の工事は耐久性に加えて、飼い主様の滞在する空間をより美しく快適にということを目標に、よく使用される壁紙の使用をできるだけ減らしつつ、ホテルやオフィスのエントランス、玄関ドアなど屋外使用での耐久性と、リアルな質感を持つ装飾シートを使用してみました。

令和元年7月中には待合室工事が終わる予定ですので、新しくなった待合室をご覧いただけるのではないかと思います。

ご意見、お気づきの点があればおっしゃっていただければ幸いです。

----------------------------------------------
文責:あいむ動物病院西船橋 病院長 井田 龍

11周年を迎えました

例年にない記録的寒波の影響でとても寒い雪混じりの天気の中で、私たちは2月11日の「建国記念の日」を迎えました。

毎年やってくるこの祝日が当院の一年の始まりと終わりを告げてくれます。「建国記念日」は、私たちにとっての「開院記念日」でもある特別な祝日です。

本年度は当院の開業から数えて11年目を迎えます。

悠久の我が国の歩みには時間も、規模も遥かに及ばないの存在ではありますが、それでも一年ずつその歴を重ねられることに感謝し、スタッフ一同それを励みとしています。

本年度も引き続き、地域の皆様のお役に立てるような病院運営に注力して参りたいと思います。

DSC_3307.JPG

毛取りスポンジ?

犬猫の毛って、絨毯やラグなどに入り込むとお掃除の際にはとても厄介なものですよね。

掃除機ではうまく吸えない、ではコロコロクリーナーということで試しても大量消費のわりに取れずイライラ、などというご経験はありませんか?

毛取りスポンジ.jpg

当院の患者様から教えていただいたのですが、この何の変哲もないスポンジでこするだけで、みるみる毛が分離されて浮いてくるとのこと。

半信半疑で試しに玄関マットに使ってみたのですが本当にとれます。みるみるうちに。。。

毛取りスポンジ2.jpg

ホームセンターや”百均”などでも売っているそうですので、取りにくい毛のお掃除にお悩みの方はぜひお試しください。

デジタルレントゲン

皆様はレントゲン検査の"デジタル化"と聞いて何を想像しますか?

最近は人間の病院ではお医者さんがパソコン画面ばっかり見てるなーとか、レントゲンフィルムをかざしながら。。。というようなドラマの演出の”舞台装置”として見なくなった、などなど、実はデジタル化の影響というのはそんなところに端的に表れているのかもしれません。

doctor_xray_rentogen.png
----------------------------------------------
デジタル化以前のレントゲン検査は、扱いの面倒な大きなレントゲンフィルムレントゲン写真を現像して、シャウカステンレントゲンフィルムを引っ掛けて裏から光を当てて透過光で観察する専用の装置)にセットするまでの過程に、それに関わる作業の非効率が数多く介在しておりました。

レントゲン検査”のデジタル化は、身近な”写真”のデジタル化の流れと重ねると分かりやすい現象です。
つまり、デジタルカメラの急速な普及で写真を現像するという一連の作業そのものがなくなってしまい、誰もがそれをデジタルデータとして手軽に持ち運べるようになったとこと。さらに、パソコンなりスマホなど、どの端末でも手軽に確認できるのが当たり前になったということ。
こうしたことと同じようなことが医療用のレントゲン写真でも起きているのです。

こうしたデジタル化の流れは医療の世界で100年を超えるレントゲンの歴史のわずか10年くらいの短期間でレントゲン検査の仕組みを大きく変化させました。
この変化はレントゲン写真の画質を飛躍的に向上させたということに留まらず、レントゲン写真を撮影、処理、管理して、それを患者さんに説明する過程での非効率な仕組みを取り巻く、コトやモノの環境を大きく変えるに至っています。
pet_xray_dog.png
----------------------------------------------
レントゲン写真を撮影するための装置というのは大まかに分けてX線を照射する装置」とそれを受けとる「X線を画像化する装置」の2つの仕組みから構成されています。
後者のX線を画像化する「X線検出器」とそれを制御してレントゲンの画像処理やその保管を担う端末を組み合わせてシステム化されていますが、この部分にデジタル化の波が押し寄せているのです。

下記の当院の過去ブログ「新しいレントゲン設備」では、X線エックス線)の発見やレントゲン写真の原理やその歴史、その発展の流れをX線を出す方の機器、「レントゲン照射装置」とは何か?という視点から解説しています。
ご興味のある方はぜひどうぞ。。。

>「新しいレントゲン設備」

pet_xray_cat.png
ところで、レントゲン照射装置とはレントゲン写真を撮影する際の”光源”となる、光の一種のX線を発生する機械のことです。
この装置が野球に例えると”ピッチャー”としての役割を果たす一方で、その照射された光(X線)を受け止めデジタルデータに変換してレントゲン画像の元をつくる、”キャッチャー”としての役割を持つのがX線検出器です。


今回はこの「X線検出器」のお話をしたいと思います。

レントゲンフィルムは”キャッチャー”としての不動の地位をレントゲン博士の大発見から100年以上にもわたる長い間築いてきましたが、わずか10年程度の短期間でその座を奪われてしまうくらいの勢いでX線検出器が普及してきました。
この変化は、仮定の話に例えるとわずか10年くらいにガソリンエンジンの車が一気に時代遅れのものとなり、電気自動車に置き代わってしまうというインパクトに匹敵するものと言えるでしょう。

つまり、このX線検出器こそが医療を皮切りに、それからやや遅れて獣医療でも起きている画像検査デジタル化をけん引している立役者なのです。

----------------------------------------------
ところで、ここでちょっと脱線しますが、デジタル化以前のレントゲンフィルムによるレントゲン検査はどんなものだったのでしょうか?。。。

15年以上前の話になりますが、話題となり始めた初期のデジタルレントゲンシステムは多くの動物病院にとってはまだ高嶺の花でした。欲しいけれどなかなか手が出ない、イソップ童話の”酸っぱい葡萄”の話を地で行くような感じと言えばいいでしょうか。

曰く、レントゲンフィルムの画質には当分かなわないだろうというアナログへの懐古的な意見がまだ多く、アナログ撮影と比べて画像がどうかという点がフォーカスされ、その他のメリットを期待する意見は目立たなかったように思います。

Xrayfilm.jpg

アナログ時代のレントゲン撮影は光に一瞬たりとも触れたらダメになってしまうというレントゲンフィルムの扱いに終始気を遣う作業の繰り返しでした。自分自身、いったい何枚のフィルムを感光させゴミ箱送りにしたことか。。。

現在のように端末の画面に瞬時にレントゲン画像が映し出される環境に慣れてしまっている環境では想像すらできないですが、”診断できるレントゲン写真”がちゃんと出てくるかどうか、その良し悪しがいちいち問われた時代でした。

レントゲン検査は撮影に先立って、半畳に満たない光の入らない暗室の中で、半ば手探りで縦横B4程のレントゲンフィルムカセッテという”遮光されたバインダーのような入れ物”に撮影枚数の分だけ、一枚づつ挟み込む作業(下写真)から始まります。

カセッテ.JPG
そして、撮影の度に暗室に戻って、再びフィルムを取り出して現像するという、手順を要する作業の繰り返しでした。

当時、既に自動現像機という”画期的?な装置”が普及しており、フィルム現像の工程は自動化されていたため、装置にフィルムを入れれば、”とりあえず”、現像されて出てはくるのですが、一枚当たり7-8分もかかりました。
もちろん、自動現像とは言ってもその手順が自動なだけで、現在のようにディスプレイに”キレイな画像”が自動的にパッと出てくる訳ではありません。なぜか同じ条件で撮影したにもかかわらずいろいろな画質の写真が出てくるのですが、その画像をその後に調節することもできできません。

で、少しでもダメなら全部撮影からやり直しです。

繰り返して数枚撮影する時には、暗室X線室を何度も往復しなければならず、出てきた画像が”ダメ出し”されればそれまで費やした時間は無に帰します。

放射線技師もいない上に、動物の動きが自由にならない動物病院では4枚程度のレントゲン写真を見るために汗だくで撮影から30分以上ということも、まあよくある話でした。

さらに撮影作業以外にも自動現像機のクリーニングや現像液など水物の交換やメンテナンス、廃棄物処理に至るまで手間とコストがかかったものです。

その昔、その自動現像機の恩恵さえなかった時代のことはもはや想像さえしたくありませんが、暗室の中で「現像液定着液洗浄液→乾燥」という現像の工程をすべて手作業で行わなければなりませんでした。
現像液などの薬液の濃度や温度、フィルムを各々漬ける時間配分など経験に頼る部分が多く、現像のノウハウにおいて写真家のような職人芸が必要だったようです。

振り返ってみると、レントゲン撮影という頻繁に行う検査にまつわる環境が非効率であったために、いかに多くの貴重な時間が奪われていたかということにを気付かされます。。。

デジタルレントゲンはその”画質のよさ”というハードウェアの性能にどうしても目が行きがちではありますが、実はその大きなメリットは撮影作業を取り巻く業務を省力化し、誰が撮影しても短時間で同じ結果が得られるということにもあるのです。

>レントゲン検査のデジタル革命とは?

----------------------------------------------
現在のレントゲン撮影のデジタル化の先鞭をつけたのがX線検出器としての第一世代のCRレントゲンでのイメージングプレートによるデジタル化です。
このイメージングプレートレントゲンフィルムを入れるカセッテと同じ形状をしており、外見上はフィルムカセッテとあまり区別がつきません。(下写真)

feature03.jpg

イメージングプレートには、レントゲンフィルムの代わりにX線を吸収してレーザー発光する特殊なフィルムが入っており、この発光を撮影後にスキャン(現像)することでレントゲン画像を得る仕組みです。
また、イメージングプレートは撮影画像を何度でもリセットして使えます。いわば再生可能なレントゲンフィルムが入っているようなものです。

イメージングプレートの最大の利点は今までの環境を変えずにデジタル画像化を行うことができる点です。もちろん旧来のレントゲンフィルムのような現像液などの面倒な扱いもありません。
下の写真が当院で使用していたCRですが、写真中にある装置がイメージングプレートを読み取るスキャナー装置です。

title.jpg

一方でその短所は下の写真のように、イメージングプレートを撮影の度に取りだしてスキャン(現像)しなければならならないことです。つまり、それが終わるまで画像を見ることができず、連続した撮影や取り直しができない点です。

feature02.jpg
このように、第一世代のデジタルレントゲンであるCRは古いアナログ環境の影響をどうして受けてしまうため、レントゲン検査のデジタル化にいたる過渡期の装置と言えるかもしれません。

----------------------------------------------
最近では、デジタルレントゲンのシステムはより進化したX線検出器であるフラットパネル検出器(FPD)を用いた次世代のDRに置き換わりつつあります。
次世代型はデジタル第一世代のCRよりもレントゲン検査のさらなる「画像の向上」と「撮影時間の短縮と省力化」、「低被爆化」が達成されてきています。

当院で先ごろ導入したDRレントゲンシステムをご紹介しながら、その特長を説明をしたいと思います。
この製品は富士フィルム動物医療の環境に対応するべく開発した、最新式のDRデジタルレントゲンシステムです。

index_mainvisual_01.jpg

下写真でスタッフが抱えている四角い板状の装置がX線を検知して、画像情報の元となるデータを端末に送信するフラットパネル検出器FPD)です。DRレントゲンシステムを構成する最も重要な装置です。

FPD.jpg
この装置はX線をとらえてデータ化する撮像素子の集合体、デジタルカメラに例えるとその心臓部の画像センサー当たります。
X線発生装置(光源から放射されたX線(光)はこのFPDにより感知され、画像の元となるデータに変換され端末に送信されます。この装置は言うなれば巨大なデジカメそのものです。
FPDレントゲン撮影台の下にあるスペースに通常は隠して設置されますのであまり見ることはありません。

FPD

フラットパネル検出器ではCRように撮影の度にイメージングプレートを取り出して別な装置でスキャンする必要はもはやありません。
レントゲン写真は撮影された直後にディスプレイに表示されるため、すぐに高画質なレントゲン画像による診断を行うことができます。

また、このFPDは端末との無線LANによる通信機能を持っており、レントゲン室以外での撮影も可能です。例えば緊急時に待合室診察室内で撮影を行ったり、手術中にリアルタイムで使用することもできます。

----------------------------------------------
次にイメージングプレートCRレントゲンFPDによるDRレントゲンの画像比較をしてみたいと思います。下の写真はそれぞれ同じ猫の正常な胸部レントゲン写真です。違いがお分かりになるでしょうか?

CR胸部.jpg

DR胸部.jpg

上がCRで下写真が次世代のDRによるものです。
DRレントゲンの画像の方がくっきり明瞭に見える一方、CRではやや曖昧な印象を受けると思います。

下2枚の写真は同じ犬の胸部レントゲン写真です。どちらも黄色の丸の中に白い円形の何かが見えると思います。
実はこの写真は肺転移した腫瘍のパターンなのですが、上のCRより下のDRの画像の方がよりはっきりと異常を確認できます。どちらも同じデジタルレントゲンなのですが、異常を際立たせるという意味でもDRに優位性があります。

CR胸部腫瘤.jpg

DR胸部腫瘤.jpg

----------------------------------------------
文責:あいむ動物病院西船橋 病院長 井田 龍

受付時間

受付時間

年中無休
平日は朝8時から診療します
※年末年始・お盆は診療時間が短縮になります。
※水曜日、13時以降は手術・処置のため休診です。

047-402-3700(予約制)

※ご来院前にご予約をお願いしております。
※緊急の場合でもご来院前にご連絡ださい。

>メールでのご予約、お問い合わせについて

千葉県船橋市西船1-19-28 朝日ビル1階
無料駐車場14台
駐輪場9台併設
病院前に6台と隣接する8台の駐車スペースがあります

駐車場

あいむ動物病院 西船橋スタッフ